保護猫ホープちゃんの話

一昨日のアニマルコミュニケーション交流会は4名の方が集まってくださいました。
今回もとても有意義な時間を頂けましたこと、感謝いたします。


この日は、参加者さんが連れてきてくれた、2年前に天国に行ったホワイトシェパードのうーちゃんと、保護猫になって2か月で天国に帰ったホープちゃんに関わらせていただきました。


いつも思うことですが、動物たちは自分の運命(?みたいな感じ)をしっかり受け入れて、自分の命を共にした人間を最後まで愛しているということを思い知らされます・・・


特に今回話をしたノラ猫だったホープちゃん・・・

写真の通りひどい状態で保護されたそうです。
片耳はちぎれていて目も見えなかった・・・
保護団体の方はこれじゃ、里親をさがせない・・・
リリースか楽にしてあげる方法しかない・・・
もう後者の選択になりそうになったとき、その動物病院で働いていた友人の知り合いの娘さんが家族に反対されながらも、この子を引き取った・・・
猫ちゃんには、2か月の命しか残されていなかったそうです・・・
亡くなったのが今月はじめ・・・

この子と話をしました・・・





わたしはノラ猫のおかあさんから生まれ、一人で生きてきた・・・

公園はこわいところだった
子どもたちにいじめられたこともある・・・
ある日、私は凶暴な動物に襲われた・・・
そのとき、耳を食いちぎられた・・・
わたしは、それから体調がとても悪くなっていった。
もう、うまく歩くこともできなくなった。
このまま、死ぬと思っていた。
そんな時、わたしをかかえて病院に連れて行ってくれた人がいた。
でもわたしは、もう可愛くなくて、臭くなっていた・・・
だから、あきらめていた。
何日かたったある日、わたしは優しい手につつまれ、やさしく話しかけてもらった。
そんなにやさしくされたことはなかったから、とても怖くて、怯えていた・・・
そのひとはいい香りがした・・・
それから何日か経ったある日、その人はわたしを抱いてお家に連れて行ってくれた。
たくさんはなしをしてくれた。
わたしは、神さまからのプレゼントだと思った
だって、わたしはもうすぐ神さまのところへ帰ることを知っているから。
わたしが生まれて最後のほんの短い時間だったけど、こんな優しい時間はなかった。
わたしは、やさしい手に包まれて、神さまのところへ帰ることができた。
ほんとうにありがとう。
わたしは、お空からあなたのことをずっとずっと守っていくよ。


これは、お友達から聞いた話と猫ちゃんからのイメージを綴ったものです・・・

動物を虐待する人もいる・・・
彼女のような人もいる・・・・
わたしは後者の人間でありつづけたい・・・

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    鈴木規子 (月曜日, 10 9月 2018 21:09)

    涙が止まりません。

    マリヤと同じ名前ですね。

    この子が今幸せでありますように・・・・。

  • #2

    りえ (火曜日, 11 9月 2018 15:33)

    のりちゃん
    コメントありがとうございます!
    ほんとうに・・・・
    でも、きっと今はすごく幸せだよ!