クリスマス・・・
キリストの生誕祭!
私の娘は大学がカトリックで彼女の尊敬する恩師が教会の牧師さんだったらしい・・・
彼女はその先生を大変慕っていて洗礼をうけた・・
だからクリスチャン。
わたしは洗礼はうけていない・・・
父の死や母との亀裂もあり、なんか元気がでない。
そんなわけで昨夜は、娘に誘われクリスマスの教会のミサに出席させてもらった。。。
なんだろう?
どんどんあふれてくる涙は・・・?
キリスト教が説く聖書などはよくわからないけど・
なにかとても、悲しかった
そして有難かった・・・
娘に見つからないように下を向いていた・・・
マリヤ?
空をかける黒い馬を見た
父を感じた・・・
最後に歌った讃美歌は唯一私の知っていた「もろびとこぞりて・・・」というあの歌だった・・・
声をだしてみなさんといっしょに歌った・・・
昨日マリヤに訊いた・・・
「なんで、彼女(母)はあんなことで激怒するのだろう?
私はもう実家には行かないで、少し距離を置いたほうがいいのかな?」
マリヤは、「彼女の心の奥の本質を見て・・・」と言った・・・
そうだね・・・動物がすきでやさしいね・・・
感情的には不器用だから誤解されやすいけど、まじめで一生けん命な人だね・・・と・・・
今日母から電話があった・・・
「おとうさんにお供えしているメロンが食べごろだから取りに来て」
「一昨日はごめんね・・・」と謝った・・・
母はまったくなにも覚えていないといった・・・
ほんとにはじから忘れてしまうらしい・・・
そして、
おとうさんが来てくれない・・・
全然来てくれないよ・・・
なんでこんなに涙がでるのか・・・
おとうさんのところに行きたい・・
そういって泣いた・・・
わたし、思い出した・・・
18年前、彼が亡くなったときのこと。
亡くなってすぐの時はお葬式の準備や親族がいてくれたり、
神経が高ぶっているから、結構元気にしていた・・・
でも、1か月・・・2か月・・・と時間が経過して、まわりのひとたちは自分たちの生活に返っていったとき、自分の孤独が耐え難くなっていってパニック障害になっていった・・
今の母のように
「なんでいないの? 会いたい・・・なんで?・・・なんで・・・?」といつも思ってたと・・・
地獄のような日々だった・・・
自分に痛みが蘇って母の痛みとつながった
母はパニックになっていると気づいた・・・
人はあまりにつらいことが起こると脳がガードする機能が働くのか、無意識に自分が壊れないように忘れることを選ぶことができると思った・・・
そしてマリヤが言った意味が理解できた
悲しくて悲しくて・・・泣いた・・・
今年のクリスマスは、神の存在を感じ、こころを思い、人の哀れを感じている・・・
またひとつ、成長できたか・・・
母を失う前に気づいてよかった・・・
今日は、仲良しのご夫婦がマリヤの乗馬に来てくれた・・・
ここに来るまで、奥様は知らされていなかったんだって。
ご主人から奥様へのサプライス!
お二人で仲良く時間を楽しんでくれた
よかった!
世界中の人が幸せに安心してくらせますように!
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